~ジビエについて~

 

 

ジビエ(gibier)とは狩猟された天然の肉を指すフランス語であり、フランス料理では昔から貴族たちの特別な料理として重宝されてきた伝統的な高級食材のことです。

 

現在、全国各地で天然の野生鳥獣による農作物の被害が大きな問題となっており、捕獲が進められております。その捕獲された鳥獣のほとんどは捨てられてしまっている現状です。しかし適切な処理をすれば味わい深い最高の食材となります。

 

天然の魚の場合は養殖に比べると重宝されていますが、ジビエ(天然の肉)の場合は食べる前から「硬そう」「臭そう」なイメージがあったり、「かわいそう」とも耳にします。

 

スーパーなどでパックになって販売されている牛肉や豚肉、鶏肉などは、食材として育てられた牛、豚、鶏という命ですが「かわいそう」と言う人はあまりいません。

 

ジビエも、同じひとつの命として、「かわいそう」ではなく美味しく「いただきます」と言われる食材として伝えていければな、と思います。

 

ジビエは高タンパク、低脂肪で栄養価の高いヘルシーな大自然のご馳走ですよ!